センサー式指紋錠はIT起業などが利用しているイメージや、指紋センサーに指をかざす動作などから、なんとなくハイテクで敷居が高い気がしますが、実際に導入してみるとコスト以上のメリットがあることを実感できます。

センサー式指紋錠の機能

一般的な鍵をセンサー式指紋錠に変更すると、当然ながらオートロックシステムとなるため「ちょっと出るたびにいちいち鍵をかける」手間がなくなります。これは事務所などで一人になってしまうタイミングがある場合に本当に便利なもので、一旦導入するともう元に戻ることは考えられなくなります。ちょっとトイレに、ちょっと郵便受けに、といったほんの少しの外出は意外と多いものですから、むしろ少人数で規模が小さい事務所ほど有り難みがあると言えます。入退出記録を取れるタイプでは勤怠管理にデータを利用できますから、経理担当者が毎月タイムカードをチェックして転記するルーチンワークや、スタンプの押し忘れに上長がいちいち対応するといった作業もなくなりますので、長い目で見れば確実に導入費用はペイしていきます。
外部のお客様がお見えになった時ご案内するのもちょっとかっこいいですし、もしそれが取引先であれば「セキュリティー意識の高い会社」だと思ってもらえるというメリットも思いのほか大きいものです。

性能が高くトラブルも少ない鍵

通常の鍵やカードキータイプでは鍵の紛失やインナーロックの問題が必ず発生します。カードキータイプでは何人かで一緒に外出し、カードキーを忘れた人のみ戻り入れないといったトラブルもあります。このような問題が無いと考えられている暗証番号入力型の鍵でも、入退出者に高齢の方が含まれている場合、操作方法がわかりにくい、暗証番号を忘れて入れない、といったまた別の問題が発生します。指紋認証タイプの鍵であればそのような事も起こりません。
近年のセンサー式指紋錠は指紋認証の精度が素晴らしく上がってきているため、感知エラーが起こり部屋に入れなくなるといった問題もほぼありませんし、内臓バッテリーを搭載しているため停電時に部屋に入れなくなるような事もありません。新入社員の登録や退職した社員の抹消などもかなり簡単な操作でできるようになっています。

管理費用も手間も抑えられる

ただでさえ増えていきがちな鍵が無いのでスペアキーを作成する手間やコストが全くかからず、作成した大量の鍵の管理コストも圧縮できるのも大きなポイントです。既存の鍵にかぶせて電動で開閉できるようにするタイプも有りますので、一般家庭でも大掛かりな工事なしにセキュリティと利便性を上げることが可能です。セキュリティー向上のためのセンサー式指紋錠への交換も私たち鍵屋にご相談ください。